
先日、ドラッグストアでチョコレートを物色していたときのちょっとした出来事。
背後のコーナーで、家族連れがスナック菓子を選んでいました。
お父さんとお母さん、そして小さな子供。
なんとなく耳に入ってきたのが、「好きなの入れていいよ」
「だってどうせ戻されるもん」と男性の声。
(ん?ん?)
この辺りから、チョコレートよりも会話が気になりだしました。
この短い会話で、なんとなく光景が思い浮かぶ方、いますか???
私はぴーん!ときてしまいました。
普段の主婦である私は、買い物はパパパッと済ませたいタイプで、
一人で済ませることが多いです。
そんなとき、献立にしても、買うものにしても、
つい自分の視覚と嗅覚で選んでしまうことが多いと思うのです。
なので、たまに家族とゆっくり買い物するときは、
子供や夫の好きなものを「どうぞ、どうぞ。お好きにカゴに入れてください」
という気持ちがあります。
いざ。
そう言っては見たものの、かごに入るものは・・・
思いもかけない、突拍子もないもの。
(に思えるものなのです)
「今日はちょっとこれはやめとこう・・・」と
結局かごから追い出されるモノたち。
そんなことが数回繰り返されると、
「好きなの入れていいよ」
「だってどうせ戻されるもん」
この会話が成立してしまうのです〜。
はぁ〜。
でもいつも本気で、「好きなの入れていいよ」と思ってはいるのですよ!
「・・・入れていいよ」という言葉自体、買い物についてはどちらが権力者かの、
潜在意識が浮かび上がっていますね・・・。
その後、ドラッグストアのご家族は、お父さんが好きなのを入れた模様です。
(背中で感じる空気)
もはや、チョコレートは目に入ってきていません。
が!やはり?
お母さんが元の棚に戻しました!
「これじゃないので、好きなの入れていいよ」
と、もはや限定つきのサービス精神で、お母さんがすすめます。
はぁ〜、これもよく分かる!!
何か夫の好きなのを、買いたい!!
そう本気で思っているのですから!
その後、開き直ったお父さんは
次から次へと、「じゃ、これは?じゃ、これ!むっちゃうまそうだよ!!」
「おいしくない」
次から次へと、棚に戻されるモノたち。
私はどう決着がつくのか、その場を動くことができなくなってしまいました。
とうとうお父さんが、何一つ好きなものをかごに残すことができず、
あきらめてその場を去った後、
お母さんが一人で選ぶことになった結末。
お母さんもきっと満足ではない筈。
だって、信じてはもらえないかもしれないけれど、
夫の好きなものを買いたかったのですから。
どこかで見たことのある光景。
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